こんにちは、メガネの吉川屋五代目店長のtetsuroです。

「ブルーベリーが目に良い」と聞かれた事はありませんか？

果たして、どんな効果があるのでしょうか？


ブルーベリーにはポリフェノールの一種で、

青紫色の天然色素であるアントシアニンが含まれています。

植物が紫外線から実を守るために蓄える成分であるアントシアニンにこそ、

その目の働きを高める効果や眼精疲労を予防する効果があるそうです。


さて、私たちはどのようにして、モノを見ているのでしょう。

光が目に入って角膜や水晶体で屈折され、スクリーンの役割を持つ網膜に届きます。

そこで、光は視細胞により神経信号に変換され、視神経を通り脳に伝達されます。

その時、網膜上で活躍するのが「ロドプシン」と呼ばれるたんぱく質で、

光を受け取り分解されることで信号を生み出します。

そして、新たな光を受け取るために再結合するという、繰り返しをしているのです。

ですが、このロドプシンの再結合が遅れ働きが低下すると、

目がショボついたり、ぼやけるといった眼精疲労の原因となるわけです。

そんなロドプシンの再結合を促進するのが前述のアントシアニンなんです。

疲れ目を癒し、目の機能を向上させる効果が期待できるアントシアニンには、

活性酸素の働きを抑えることで白内障や緑内障などの眼病予防の効果もあります。

なんとなくお分かりいただけましたでしょうか?

というわけで、【ブルーベリーが眼に良い】はホントでした!!

ちなみにアントシアニンを含む食品は色の濃い青紫、黒、赤の食材に含まれます。

ブルーベリーの他にはビルベリー、黒豆、ブドウ、カシス、ナス、紫イモなどがあります。

ただ間違えてはいけないのが、こういった食品をいくら採っても

「近視が治る」とか「老眼が治る」といったものではございません。

きちんと必要な視力矯正をした上で、食事にも気を付けてくださいね。